「児童自立支援施設」ってご存じですか?
正直、私は5年ほど前まで
知りませんでした。
「児童養護施設」なら知ってるけど?
って方は多いと思います。
では「児童自立支援施設」とは?
児童福祉法44条に基づいて設置される児童福祉施設の一つです。
不良行為をなし、またはなすおそれのある児童
あるいは家庭環境などの理由により生活指導を必要とする児童に対
個々の状況に応じた指導を行い、
全国47都道府県に設置されているってことも
私は後から知りました。
この児童自立支援施設で暮らす子どもたちの多くは
施設内にある学校に通います。
私は、5年前にご縁をいただき
施設内にある学校に伺うようになりました。
大阪府高槻市にある
「阿武山学園」
主に小学5年生~中学3年生までの子どもたちが
ここで暮らしながら施設内にある学校に通います。
それが「大阪市立弘済小・中学校分校」
大阪市が管轄なので
高槻市にあっても大阪市立なんですよね。
お伺いするようになったのは
この弘済小・中学校分校の
ある一人の先生との出会いからでした。
コーチ仲間からのご縁で
つながったのが2022年。
子どもたちに様々な経験をさせてあげたい!
子どもたちにいろんな大人の話を聴かせてあげたい!
子どもたちの可能性を拡げたい!
いろんな思いを抱えて
自ら動いている先生です。
施設に暮らす彼らは
限られた空間で暮らしています。
別に塀があるとか
鍵がかかっているとか
そんなわけではないですし
比較的日常生活を営みながら
自立を育んでいくことを目的していますが
とはいえ、自由に外出できるわけではなく
スマホを持ったりもできません。
そして過去に非行行為をした生徒
過ちを犯した生徒もいます。
だけど、君たちには無限の可能性があって
何度だってやり直せるし
これからは希望がいっぱいあるんだ!
そう思って生きてほしい。
そんな願いを持ちながら
これまでの常識を疑い
常識を覆しながら
道を切り開く先生がいます。
柴田好生先生
↓↓↓
https://www.instagram.com/
ちょっと型破りで
その勢いと情熱で
どんどんと道を切り開いている。
2022年の柴田先生との出会いから
私は毎年夏に
弘済小・中学校分校を訪れるようになりました。
初年度は、講演スタイルで
私の過去の話をシェアして
2年目以降は、講演&ワークショップ形式で
「自己理解」を深める場をつくっています。
誤解を恐れずに言うと
ここに来る子どもたちは
一歩違えば、少年院に入ることもあったでしょう。
実際に、児童自立支援施設ではうまくいかずに
少年院へ入った子もいるそうです。
子どもたちにとって
公教育を受けられる最後の場となるのが
児童自立支援施設の併設校。
「最後の学校」です。
そして、この3月
「最後の学校」というタイトルで
柴田先生が本を出されました。
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第一章
児童自立支援施設という「最後の学校」
第二章
子どもたちが背負うもの
第三章
子どもと向き合う日常
第四章
児童自立支援施設併設校としての取り組みと変化
第五章
通常学級の先生に伝えたいこと
ありがたいことに
私がお伺いして取り組んできたことも
取り上げていただいています。
私が今日、この記事を投稿するのは
本を買ってほしいからではありません。
(もちろん買ってくれたら嬉しい!)
知ってほしいんです。
そんな場所があって
そこに暮らす子どもたちがいて
そこで子どもたちと本気で向き合う人がいる。
私たちの日常には関係のない場所
ではなくて。
これも誤解を恐れずに言いますが
児童養護施設は多くの方が知っていると思います。
子どもたちには非はなく
親、大人の都合で入所することがほとんどでしょう。
子どもたちを支えたいと
多くの企業や、団体など
支援の手が差し伸べられています。
24時間テレビでもありましたよね。
児童養護施設の子どもたちに
プレゼントを贈る企画が。
それを批判するものでは決してなく
ふと疑問がわいたのです。
児童自立支援施設には
世の中の大人の手が差し伸べられないのか?
非行少年でしょ?
悪いことしたんだから当然。
そんな風に思うことも
もしかしたらあるかもしれない。
それは、その人の考えだから
私が否定するものではありません。
だけど、知らないから
何もできないことってあると思うのです。
そして、知ったらできること
変わることがあると思うのです。
子どもたちを育てるのは
親だけではありませんよね。
私たち社会みんなで子どもを育てていくことが
大切なことなのだと、私は思います。
失敗することもあるでしょう。
人に迷惑をかけることもあるでしょう。
だけど、失敗したらやり直せばいいし
ごめんなさいって言うことを覚えたらいいし
それを教えてあげたらいい。
非行行為でしか自分を主張できない子もいるでしょう。
本当はわかってほしい、見てほしい、愛してほしい。
それが叶わないから
違う方法で気を引くこともあるでしょう。
その延長が、非行行為や、犯罪につながっている。
だから、社会で起こっていることは
他人事ではない。
罰を与えるのではなく
信じてあげることで人は変わります。
それに、入所する子どもたちの7割近くが
被虐待経験があるそうです。
私は、少しでも彼らに
今から先の希望を見出してほしいし
それを応援できる自分でいたいし
子どもたちが希望を持てる社会にしたいです。
だから、毎年伺っていますし
関西を訪れる際には
彼らに会いに行きます。
私が会いたいから行くんです。
待っててくれる子もいます。
「あっこさん」って名前を憶えてくれて
廊下から教室をのぞくと
「あー!あっこさんだー!」と
驚きと喜びの様子を
見せてくれる子が何人もいます。
もう本当に普通のかわいくて
時々ちょっと生意気な小中学生です。
気にかけてくれる大人がいる
会いたかったよって言ってくれる大人がいる
自分は大切にされている。
そう、気づいてほしいなって思っています。
まぁ、いつも私の方が
たくさんのものを受け取って帰るんですけどね(笑)
あの場に立たせていただける機会が
本当にありがたい。
ちなみに、2026年度も
伺う予定になっています。
3年ほど前から
私が一人で伺うのではなく
コーチや教育に携わる仲間の力を借りて
十数名で伺い、グループワークなども行っています。
仲間がいることで
可能性が広がっていくこと
本当に嬉しいことです。
ここに来ることになった子どもたち
その背景には様々な事情があります。
その背景の一部は
本の中に書かれていますので
ぜひお読みください。
私自身も
自分や家族の過去の経験を考えると
他人事とは思えません。
私がここでお伝えできることは
ほんの一部です。
だから、ぜひ本を読んでいただき
知ってほしいのです。
私も、本を読んだからこそ知れたこともあります。
そして、知れば知るほど
自分の無力さを嘆きたくなることもあります。
だけど、ある人から言われたことがあります。
「無力じゃないよ」って。
微力かもしれないけど、無力ではない。
できることは限られる。
だけど、できることはある。
想いを馳せていただくだけで構いません。
ぜひ、「最後の学校」を手に取って
お読みいただければ幸いです。
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こうして、想いをカタチにした柴田先生は
いつだって有言実行されています。
だから子どもたちに伝わるのでしょうね。
他にもね、素敵な先生が沢山いるんです♪
校長先生は優しくて
柴田先生の暴走を
応援して見守っていらっしゃるし(笑)
いつも懇親会に参加してくださる
若くて素敵な先生たちも♪
今年の夏も会えるのが楽しみだな~♪
今年などんなことをやろうかなぁ~♪
話があちこちに飛びましたが(笑)
ぜひ、「最後の学校」を手に取って
お読みいただければ幸いです。
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それでは!
今日も最後までお読みいただき
ありがとうございました!
ライフコーチ三橋亜希子
