一昨日は８月１５日は終戦記念日でしたね。
８０年前のその日
戦争の終わりが告げられた。
もし私がその時代を生きていたら
どう感じたのでしょうか。
想像すらできないというか
本当にその状況を経験したときに
どう思うのかはわかりません。
ただ・・・
間違いなくいろんな感情があったのだろうなと
思ったりします。
先日、小５の息子と
戦争を経験したのは誰か？
おばあちゃん？
ひいおばあちゃん？
なんて話になり
今年が戦後８０年だから
８０歳以上生きている人だねって計算をして
今９６歳のひいおばあちゃん
経験しているね。
生きてなかったら
私も、あなたもこの世にいないね。
なんて話をしていました。
命って
本当に当たり前ではなくて。
何か起きると気付かされますが
起きる前から
大切に大切に
しておきたいと
改めて思う日です。
私は・・・父親が嫌いです。
嫌いっていうか・・・
何と表現していいか
わかりません。
このメールを見てくださっているあなたは
私の生い立ちを
だいたいご存じでしょうか。
アル中になり
大切なはずの家族の
心も体も傷つけた人。
だけど・・・
私は、その父がいなければ
生まれてこなかったのです。
こうしてあなたに
出会えていなかったし
わが子にも会えていなかった。
ちょっと悔しいなって思います。
よく、親に感謝しようとか
先祖に感謝しようと言います。
私も、そう思うし
なんならそんなことを
伝えたりします。
だけど・・・
正直に言いますね・・・
私はまだ
父親に感謝することができません。
父親のしたことを
許せるのかと言ったら
よくわからないのです。
そして父の行なった行為は
してはいけないものだと
今でも思います。
だけど・・・
父という存在は
父ではなく一人の人。
やっぱり愛されて
生まれてきたのだと思います。
祖母が父に
異常な甘やかしをしていたことは
結局は父が可愛くて
大切だったのだろうと思うのです。
むかつくあの人
嫌いなあの人
ありえないと思うあの人
その人も誰かの子どもなのです。
そう思うと
まだ感謝しろと言われても
できないけど
父の人としての存在は
否定したくないと思います。
私という人を
誕生させてくれたことには
感謝するというか。
以前の私は・・・
傷つけるなら
生まなきゃよかったじゃないとか
思ったこともありました。
世の中でよく聞く
「子どもは親を選んで生まれてきた」
この言葉にも抵抗してましたね（笑）
このセリフ
今ならわかるし受け取れますが
子どもの頃の私が言われたら
とてもショックを受けたと思います。
ただでさえ
自分の存在否定をしていたのに
やっぱり私が悪いのかって
もう自分をやめたくなっていたかもしれません。
だから、今
家庭環境が困難な状況にある子どもたちには
このセリフは言わないで
あげてほしいなって思っています。
子どものうちに
親の状況まで
子どもに背負わせたくはない。
だって、子どもって背負ってしまえるから。
そのくらい力がある。
そのくらい愛情深いから。
その力を
親のためではなく
自分のために使ってほしい。
話を戻しますが
父親と最後に会ったのは
３０年ほど前。
祖父（父の父）のお葬式が最後です。
これからどうするかは
今はまだ決めていません。
今は、自分の時間もエネルギーも
使いたいことがあるので
その課題はわきに置いています。
なのに
人には自分と向き合って！とか
見たくないことを見よう！とか
言ってるあっこさんを
あなたはどう思うのだろう。
どう思われるかな。
こんなこと
わざわざ書かなくてもいいのかもしれません。
でも、今回伝えたいことを書き始めたら
なぜだかこの話が
出てきてしまいました。
自分で自分に
矛盾を感じることもあります。
だけど今は自分で決めて
脇に置いています。
（これを私は積極的妥協と呼んでおります）
で、また話を戻しますが
今日は何を伝えたかったかというと！
あなたってひとは
ご先祖様の誰が欠けても
生まれてこなかった。
あなたの大切な人もそう。
あなたがいなければ
あなたの大切な子どもたちは
生まれてこなかったし
これからも生まれないし
孫も生まれないし
ひ孫も生まれない。
命ってつながれてきたものなんです。
あなた一人のものではないんです。
だから、あなたってひとは
唯一無二の大切な大切な存在なのです。
受け取り拒否はやめましょう。
どうせ私なんてって
抵抗するのやめましょう。
ご先祖様に失礼です！
自分に失礼です！！！
生まれてきたくても
来れなかった命もあります。
生きたくても
生きれなかった命もあります。
あなたの命は
粗末に扱っていいものではないです。
あなたという人を大切に
あなたという人が喜ぶ人生を
おくってください。
そして、あなたの大切にしたい人を
大切に生きてくださいね。
今日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。
ライフコーチ三橋亜希子
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